「もみの木」(『ムーミン谷の仲間たち』より)読書記録ツイートまとめ

読書

『ムーミン谷の仲間たち』


ムーミン全集[新版]6
ムーミン谷の仲間たち
トーベ・ヤンソンさん
山室静さん 訳
講談社

読書記録

2022/01/17  p.225-249

「もみの木」を読み始めました。

p.227
“クリスマスが来るぞ! きみたちの寝坊(ねぼう)には、まったくいやになっちまうな。”
あれ? でも、この季節は冬眠しているはずですよね……?

p.227
“ムーミン家のみんなは、いつものように下の部屋で冬眠(とうみん)していました。”
嗚呼、やっぱり、そうですよねえ……。

p.229
“気味がわるいな”
知らないものを初めて見たとき、恐怖がくるのですね。逆に言えば、恐怖心の原因はたいてい、「わからないこと」なのですよねえ。やはり……。
どんなにこわい対象でも、相手のことを知れば知るほど、そのこわさはやわらぐとおもいます。

某ゲームの殺人鬼たちが最初はこわかったのですけれど、その姿を何度も見て、愛あるファンアートを見ていくうちに、慣れていきました。むしろかわいい、と感じる部分すら発見しました。

だからわたしは、見える恐怖より見えない恐怖のほうがこわいとおもいます。
対処ができないものは厄介です。

p.230
“毛糸のくつしたと、マフラーをしていってね。わたし、ストーブにちょっと火を入れておくわ”
冬眠するひとたちなのに、冬対策のものを所持しているのですか。出番があまりなさそうですけれど。

p.231
“気がつきませんでした。ばんざあい。”
万歳と言ってしまって良いのでしょうか、この状況……。

p.235
“てっぺんには、”
(中略)
“赤いシルクのバラを、ピンでとめました。”
星の代わりにバラが乗っかっているクリスマスツリー、いいですね。『星の王子さま』の、王子さまの帰りを待つバラのことを考えてしまいます……。

p.240
“ムーミン谷で、たった一さつの色つきの本”
貴重なのですねえ。そもそも本があまりないのでしょうか……?
絵本がないのかもしれません。

p.244
“なかでもいちばん大きいのが、あのもみの木のちょうど真上に光っていたのです。”
わあ。美しい光景……。

p.245
「もみの木」読了しました。

クリスマスを知らないムーミンたちが、知らず知らずのうちにすてきなクリスマスパーティーの会場を作り上げていて、第三者としてはほっこりしました。ご本人たちは真剣なのですけれどね。
メリークリスマス!

p.249
“救済(きゅうさい)には、〈助けてもらう・助けてやる〉という意識(いしき)は見られませんでした。”
(中略)
“みんなが好きなように生きているうちに、だれかが救済されてしまう世界”
これ、理想的なせかいだとおもいます。それぞれ、できることをする、したいことをする、そんな姿勢がとてもすてきです。
先日読了した、『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』を思い出しました。

参考リンク

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