同じ日を何度も経験する映画

日々

2022年3月19日(土)

きょうまでの配信だった映画、『ハッピー・デス・デイ』『ハッピー・デス・デイ 2U』を1.5倍速で観ました。面白かったです!
(誕生日の夜に殺されてしまう主人公が、何度もその日を経験する映画です)

ホラー耐性がないため、1作目はびくびくしながら観ていました。
途中からかなりテンポが良くなって、そこから物語に引き込まれていきました。殺されるシーンがはっきりと見えないため、そんなに怖くなかったです。
犯人は誰なのか、全然わかりませんでした。

2作目は1作目のラストからそのまま続いているかのような感覚。映画が公開された時期は2年の差があるのですけれど。(1作目は2017年、2作目は2019年)
1作目では説明されていなかった、同じ日が繰り返される理由が判明してすっきり。個性的な登場人物たちのエピソードが増えていて、彼らのことがさらに好きになりました。

生きていたら、日々、選択を迫られます。朝目覚めて、すぐに起き上がるのか、しばらく布団の中でごろごろするのか。それすらも選択です。
人生に関わる選択をするのは勇気がいりますし、疲れますし、泣きたくなります。主人公が勇気を持って選ぶとき、すべてを知っている視聴者としては、胸が苦しくなりました。無関係なのに。

もしも同じ日を繰り返して、学んでいって、より良い選択をしていく能力があったら……それが自由自在だったら、いまとはまったく違う人生だったとおもいます。けれど「その人」は「わたし」じゃないです。元々はわたしと同じ生命だったとしても。
いまのわたしは、多くのことを失敗して、多くのことを恐れて動けなくて、多くのことから逃げてきました……。そういうところもすべてひっくるめて、この存在となっています。ひとつでも選択が違っていたら、それはもう、「わたし」ではありません。

「わたし」を隅々まで愛すことはできないですけれど、最近、受け入れられるようにはなりました。へっぽこなところもわたし。しねなかったのも、わたし。救われたのも、わたし。
この、わたしを、好きでいてくれる人たちがいます。わたしを否定したら、その人たちの気持ちを否定してしまうことになります。だから、受け入れることだけはしよう、とおもうようになりました。

……なんて、あれこれ考えたくなるようなセリフが、2作目にはありました。とても好きです。
ホラー好きには物足りないでしょうけれど、人生につまずいたことがある人には合うかも。

きょう詠んだうた

期待せずこのままの僕でいるほう
がいいのだろう 僕は僕だから

ねえいつか絞めておくれよ僕の首
口を塞いで心臓止めて

2022年3月22日深夜 執筆

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