花火を観て、花火を見た。

日々

2021年8月1日(日)

映画館に行く予定は一切なかったのですけれど、映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』はいいぞ、と主張してらっしゃるツイートを読んで、観たくなりました。

調べてみたら、1日は料金が安くなる映画館が多いようで、一番近いところも700円お安くなっていました。ラッキー!
ウキウキしながら、ひさしぶりに電車に乗り込み、読書しながら向かいました。


ちなみに読んでいたのは、『ポーカー・レッスン』という短編集。分厚い本なので、お出かけのときも読みきってしまわない安心感が素晴らしいです。

結論から言うと、観に行ってよかったです。満足。
夏の物語なので、いまの時期に観ることは正解ですね。人が多いところは苦手ですけれど、「わたしも花火を見たいなぁ……」と感じました。

ルンルンしたままお買い物をしようとお店に入り、メモを確認しながら商品をカゴに入れていきました。さて、お会計……と並ぶ前に鞄の中を覗いたら、お財布がありませんでした。なんとまあ。

  • 映画のチケットは前日に、ネットで購入
  • 電車はSuicaでタッチして、スムーズに乗車

現金を使うタイミングがなかったので、まったく気づいていませんでした……!
さいわい、Suicaには十分な金額が入っていたので、無事に帰宅できました。

お財布は家にあったので、スーパーへの買い出しと夕飯を済ませて、再度お出かけ。
駅で電車を待っていたら、轟音が聞こえてきてびっくりしました。人生で一番近い距離で、花火が上がっていました。しかもたくさん。個人ではそこまで花火を打ち上げられないと聞くので、企業さんのイベントか、何かのお祭り……?

花火を見たいとおもった日に、たまたま見ることができて、しあわせ。

なお、お出かけ先は目の前で閉店してしまい、目的を達成できませんでした。そういえば、現代は20時閉店のところが多いのでしたね……。
良いことも悪いこともあるのが人生ですねえ。

読書記録

宇野千代集より、「行く」

p.141
“人間は自分の可厭(いや)なことは決してしないものだ。”
「したくない」とおもうものだけれど、「せざるを得ない」とおもって嫌々おこなっている方も多いでしょうねえ……。

p.141
“樂なこと仕易いことに知らず知らず手が行く。一種の怠け者だと言はれても仕方がない。”
自分が暮らしやすいように暮らすことは悪ではありません。自分の心身を優先したほうがいいと、わたしは、おもいます。

p.141
“それが極くたまにしかしないことだと言ふ感覺もない。”
(中略)
“つい昨日までの續きであるやうな穏やかな氣持”
小学校からの友人と会ったとき、こんな気持ちになります。しばらく会っていなくても、以前の空気感にすぐ戻ります。居心地が良いです。

p.142
“三本も五本も出させて字を書いてゐる良人の、見慣れた手附き”
万年筆をこうしてとことん試して買うの、玄人っぽくて格好良いです。ど素人なので、自分で買ったこともありません。いただきものしか持っていません。
この方のようにお買い物をできる日は来るのでしょうか……。

p.143
“ただ同じ家の中にゐる他人の子供であつた。”
急にややこしい関係性が登場しましたね。でも物語はすぐに終わってしまいます。

きょう読んだ本

宇野千代・岡本かの子集
行く
宇野千代さん
講談社
p.141-143
読了しました。

とても短い物語。あっという間に読み終えてしまいました。
主人公の人生はいろいろあったようですけれど、読者はある日の生活を覗き見させていただくだけ……。
もう少し詳しく知りたい気もします。

ポーカー・レッスン
ジェフリー・ディーヴァーさん
池田真紀子さん 訳
文藝春秋
p.300-303

2021年8月2日&3日 執筆
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