2021年6月26日(土)
不動産屋さんに行って、お話を聞いてきました。文章を読むことは好きなのですけれど、細かい文字で不慣れなことがびっしり書かれていると、思考が停止しそうになってしまいます……。
けれどがんばって脳内で、自分なりのことばに置き換えて理解しようとしていました。
ペットの飼育はもちろん、預かるのもだめだそうです。楽器の演奏もだめ。
どちらも自分から動くことはないでしょうけれど、友人に頼まれる可能性はあるかなぁ……とおもうところ。実家ならどちらも可能なのですけれどね。
終わったあと、すぐに解散してしまうのかとおもっていたのですけれど、少しだけ時間があるとのことだったので、遅めのお昼ご飯を食べました。
そこで初めて判明した、衝撃の事実……!
同居人とわたし、かなり掃除の頻度(理想)が違うようです。わたしは体力さえあればこまめに掃除をしたい人、同居人は気が向いたときだけ……。
まぁでも、倒れてばかりで、わたしも何もできないかもしれないですけれどね。
物を捨てられない人だと聞いていたので、考えの違いがあることはわかっていましたけれど……。どこまで、お互いに、譲り合うことができるのか……。
ちょっぴり不安要素です。
これ以上は予定を入れない、とおもっていたのですけれど、帰りの電車内で天気予報を確認したら、雨が続くことを知りました。売りに行くと決意した本がたくさんあるので、本屋さんに行きたかったのです。
濡れてしまったら悲しいので、今日中に行くことにしました。
いったん帰宅。お茶を飲んでほっと一息。
重たい旅行鞄とリュックとエコバッグをひとつずつ持って、出かけました。前回は歩くことすらままならなくて、階段を使ったら転がってしまうのでは……と怖かったです。今回は自分の足でしっかり歩くことができて、階段も使えました。
向かった先は、水中書店さん。本を売るときはいつも、こちらです。
少女漫画も好きなのですけれど、ほかの古本屋さんはなかなか買い取ってくれません……。けれど水中さんは良心的なお値段で買い取ってくださいます。ありがとうございます。らぶです。
あと数回、お世話になるかもしれません。本の量が、まだまだ多いです……。
本当はすべての本を持っていきたいですけれどね! わたしの生活スペースがなくなってしまうので、泣く泣く手放します……。
水中さんならきっと、大切にしてくれます。水中さんに行くお客さまもきっと、いい人ばかりです。ただのイメージですけれど。
次の持ち主さんに大切にしてもらってね、本たち。ありがとうございました。
読書記録
宇野千代集より、「おはん」
p.131
“これがあのおはんかと思ふほど、きらめくやうに見えました”
この物語で初めて登場した際、“やつと口の中で申す”ような、暗い印象の方でしたけれど……眩しいです。
楽しそうで何より、とおもう気持ちもあるのですけれど、このあと平和に終わるともおもえず……第三者のくせに、胃が痛くなります。
『ムーミンパパの思い出』
p.246
“「ぼく、外へ出て、ちょっと天気を見てくるよ」”
台風のときに川を見に行って、流されてしまう事故を思い出します……。天気が悪いときは引きこもるのが一番です。
p.249
“波に流されただよってきた”
どうして……? 船が壊れてしまったのでしょうか?
p.251
“「だけど、そのままだってきみはきれいだよ」”
あら。そんなことを言うタイプだったのですね。
きょう読んだ本
宇野千代・岡本かの子集
「おはん」
宇野千代さん
講談社
p.131-132
ムーミン全集[新版]3
『ムーミンパパの思い出』
トーベ・ヤンソンさん
小野寺百合子さん 訳
講談社
p.246-251
参考リンク
水中書店さん
Twitter:@suichu_shoten