人と会いたくて。

日々

2021年5月30日(日)

「伏し目がち」と言われたけれど、そりゃ、見つめられたら照れちゃいますよ。どこを見たらいいのかわからなくなります。
目を合わせたら笑っちゃう。ずっとによによしている変な人になってしまいます。それを避けるために下を向くのです。

「自分」を描いてもらえるのは、うれしいです。
わたしはわたしの顔を、わたしの目で見ることはできないので、実はよく知りません。向かい合ったとき、お相手にはどう見えているのか、絵を通して少し伝わってくるような気がします。楽しいですね。

「会おうよ」と気軽に言える相手がいるっていいですね……。しみじみ、そう感じます。

「大人」になってからみんな、忙しくなってしまって、あまり構ってくれなくなってしまいました。かまってちゃんは寂しいです。
大人だって、ただ散歩をするだけ、とか、日向ぼっこをするだけ、とか、時間を共有するために人と会ってもいいとおもいます。ただわたしは、会いたい人と会うことができたら、それだけで満足してしまうので……お相手は退屈かもしれません。ごめんなさい。

しればしるほどおもしろくなる
それがうつくしいとおもえてくる

(23ページ)

「好きなものを“うつくしい”と感じたことはある?」
そう聞いてみようとおもっていたのですけれど、つい、ほかの本の話をしてしまいました。

「絵が巧い人の線がすき」
と話したのですけれど、彼らの線は美しいと感じます。わたしは描けない、線。

本が好きです。
わたしが使っているものと同じ、日本語を使っているはずなのに、とても同じとはおもえないほど美しく並んでいます。感情を揺さぶられる文章がたくさん詰まっています。
わたしには書けない、ことば。

“しればしるほど”苦しくなります。
あなたはどう感じますか? すきなものに対して。
聴きたかったな。

読書記録

『ムーミンパパの思い出』

p.121
“黒い雲が不吉そうに群がってきました。”
自然を動物かのように描写するのが本当にお上手です。わたしもこんな文章を書いてみたいです。

p.121
“ロッドユールとニブリングは、”の文章が、ニとブの間で行が変わっていて、先頭が“ブリングは”となっていました。その部分を、「プリン」と読み間違えてしまって、一瞬にしてプリンが食べたくなってしまいました。
本編とまったく関係ない思考。しっかりしてください、しきさん。

p.122
“できるだけ大げさに受け止めるべき”
大げさなリアクションをする知人がいるのですけれど……苦手だなぁ……とおもってしまいます。自分が関心のないことなら、なおさら。ごめんなさい。

コミュニケーションって、もう少しがんばったほうが良好になるのかもしれないですけれど、わたしはなるべく省エネで暮らしたいです。

p.122
“自分のことを人に強く印象づけるのは、たのしいこと”
考えたことがありませんでした。
悪目立ちするくらいなら、壁になっていたいです。風景の一部に。

p.124
“気持ちわるくなったといってさけびましたが、だれも助けてやることはできませんでした。”
船旅の嫌なところは、途中で降りられないことです。電車だったら、次の駅で降りよう、と決められるのですけれど……。海のど真ん中で降ろされても困りますから。
軽いトラウマのせいで、陸まで船で1日以上かかるところには、もう行きたくないです……。

p.126
“ブランコにゆられているように感じ”
波の揺れをブランコとして考えるのはいいな、とブランコ好きは考えました。
けれど、乗り物酔いをする人なので、すぐに酔ってしまいます。ブランコでさえも、酔います……。嗚呼、弱い身体が厭になります。

p.126
“おどろくべき光景”
ムーミンのせかいって、どこまでファンタジーなのでしょう……?
嗚呼でも、以前、雲に乗っていましたね。このくらいなら、なんてことないのでしょう。

きょう読んだ本

ムーミン全集[新版]3
ムーミンパパの思い出
トーベ・ヤンソンさん
小野寺百合子さん 訳
講談社
p.121-126

エンディングドレス
蛭田亜紗子さん
ポプラ社
p.87-108

バウムクーヘン
谷川俊太郎さん
ナナロク社
p.22-27

アーモンド
ソン・ウォンピョンさん 著
矢島暁子さん 訳
祥伝社
p.126-151

2021年5月31日になったばかりの深夜 執筆
タイトルとURLをコピーしました