2021年5月2日(日)
服をつくる本屋「bookwordrobe」として活動している、清水涎さん。出会ったときに「しみぞう」と名乗っていたため、現在もつい、しみぞうさんと呼んでしまいます。
以前一度だけ、作ったお洋服の写真を拝見してから、いつか着てみたいな……と気になっていました。けれど最初の頃の通販ではお迎えができませんでした。冬の通販でようやく、注文ができるようになりました。
“文学世界から輸入してきた”材料と布でお洋服を作るbookwordrobeさん
「彼女がつくるワンピースをいつか着たい」とずっとおもっていたので、お迎えできて嬉しいです
『モモ』をイメージしたワンピース
表は無地のグレーで落ち着いた雰囲気
裏はシルクスクリーンプリントのかわいいイラスト pic.twitter.com/kC5S14LwIe— 織(しき)◆しきおりつづり (@shikioritsuzuri) May 2, 2021
最初はこのワンピースのオレンジ色が気になっていました。しみぞうさんのワンピースはシックな色合いが多かったので、最初見たときにはびっくりしました。とてもかわいいです。
かなりオレンジに心が惹かれていたのですけれど、公式写真を見ているうちに、ポケットの生地がオレンジ色であることに気づきました。前面は無地なので、正面からはグレーのシンプルなワンピースに見えるとおもいます。けれど、ちらっと、ポケットの色が見えたらかわいいかな、とおもいました。
同じく『モモ』をモチーフとしたバッグもかわいかったです。それでも、しみぞうさんから最初にお迎えするのはワンピースと決めていたので、ワンピースのほうを選びました。
彼女のワンピースは、お写真で見るよりも、実際に着たほうがかわいいですね。動くと、ふわっと布が広がります。
そして予想通り、動いたときにポケットの色がちらっと見えます。そこまで見ている人はいないかもしれないですけれど、自分のテンションは上がります。良いですね……!
これを着て遊びに行く日が楽しみです~!
読書記録
『ムーミンパパの思い出』
p.21
“もしかしたら、ぼくが夢で見たムーミンが本物で、ここに立っているムーミンは、ただおばさんが夢で見ているやつかもしれない”
「胡蝶の夢」……。
どちらのほうがしあわせなのでしょう。いまのままの自分で生きることと、夢の中の自分で生きるのと……。
p.22
“海辺”
ムーミンは海が好きだったはずですけれど、ムーミンパパもお好きなのでしょうか。
p.23
“自分以外、わたしのことに興味を持つものはどこにもいなかった”
みんなたいてい、自分のことで精一杯ですからねえ。
きょう読んだ本
ムーミン全集[新版]3
『ムーミンパパの思い出』
トーベ・ヤンソンさん
小野寺百合子さん 訳
講談社
p.20-23
「グリーン・グリーン 《新米教師二年目の試練》」
あさのあつこさん
徳間書店
p.12-16
『アーモンド』
ソン・ウォンピョンさん 著
矢島暁子さん 訳
祥伝社
p.32-36
『われもまた天に』
古井由吉さん
新潮社
p.22-25