きのうから始めた、「ひとり読書会」。今夜もほぼ同じ時間帯、21時~0時に開催しました。
読書たのしい〜〜〜!!
という気持ちになっているのでいい感じ。心身ともに、余裕があるうちにどんどん読んでいきたいです。本当は夜更かしじゃなくて、早起きできるといいのですけれどねえ……(´ . .̫ . `)
おやすみなさい〜
— 織(しき)◆しきおりつづり (@shikioritsuzuri) February 18, 2021
2021年2月18日(木)
「時間」について考えることが増えました。
1日という区切り、24時間は日々過ごしていく中で身体にしみこんでいます。なのでおおよそ、どう過ごしたらどのように過ぎていくかわかります。有限だと痛感し、もっと時間があればいいのに……とおもってしまいます。
けれど、それ以上の時間……「人生」として考えると途端にわからなくなってしまいます。こちらも「有限の時間」であることに変わりはないのですけれど。
これから生きるかもしれない時間のことも、いままで生きてきた時間のことさえも、よくわからないです。どう扱ったらいいのか……わかりません。
自分自身のことをきちんと把握していないので、すぐ混乱してしまうのでしょう。うまくいかないのでしょう。
きょうもまた、時間を巧く使えませんでした。書くことよりも読むことを優先し、書いていない日記がたまってしまっています。
読書記録
宇野千代集より、「人形師天狗屋久吉」
p.102
“人にものを稽古させますには、何ぢやごぢやごぢや言ふよりは言はん方がええと、私は思ひますけどどうでござりませう。”
どうでしょうねえ……。どちらかというと、わたしもそうおもいますけれど。
0→1が苦手で、1さえあればそこから広げていくことができます。だれかのサポートのほうが、昔から得意。引っ張っていくのは苦手。
なので、演劇をやっていたときは、演出よりもスタッフの立場が好きでした。対等な感じがしたのも気楽だったのでしょうね。スタッフなら一緒に考える、という感じ。
演出の発言はどうやら、「こうしてほしい」と強く捉えられてしまうようだったので……。役者さんに押しつけるようなことはしたくありませんでした。もしかしたら、やりようによっては「一緒に考えよう」と呼びかけることが、演出の立場でもできたのかもしれないですけれど……わたしにはできませんでした。
p.102
“跡繼ぎを作つておけえよ”
時代を感じますねえ……。
そんなことをいま言ってしまったら、大炎上ですよ。子を産むも産まないも各人の考えがあります。押しつけはよろしくないですね。
p.103
“お茶は毒々と言ひますのは、あれは嘘でござりますぞ。”
お茶好きのおじいちゃま、かわいいです。
緑茶は身体に良いイメージですけれど、この時代は違ったのでしょうか。
お茶をいれる余裕があるの、すてきです。わたしはお湯を沸かすのが面倒くさくて、水ばかり飲んでいます。
p.103
“實に美しい。”
他者に対してそうおもうことができるの、良いですねえ。それを感じるあなたの心が美しいです。
きょう読んだ本
宇野千代・岡本かの子集
「人形師天狗屋久吉」
宇野千代さん
講談社
p.102-104
『ライオンのおやつ』
小川糸さん
ポプラ社
p.37-39
『そして、バトンは渡された』
瀬尾まいこさん
文藝春秋
p.3-28
『52ヘルツのクジラたち』
町田そのこさん
中央公論新社
p.29-34
『四畳半タイムマシンブルース』
森見登美彦さん 著
上田誠さん 原案
KADOKAWA
p.5-26
『スキマワラシ』
恩田陸さん
集英社
p.48-52