進むことも減っていくこともこわい

日々

きのうから始めた、「ひとり読書会」。今夜もほぼ同じ時間帯、21時~0時に開催しました。

2021年2月18日(木)

「時間」について考えることが増えました。
1日という区切り、24時間は日々過ごしていく中で身体にしみこんでいます。なのでおおよそ、どう過ごしたらどのように過ぎていくかわかります。有限だと痛感し、もっと時間があればいいのに……とおもってしまいます。

けれど、それ以上の時間……「人生」として考えると途端にわからなくなってしまいます。こちらも「有限の時間」であることに変わりはないのですけれど。
これから生きるかもしれない時間のことも、いままで生きてきた時間のことさえも、よくわからないです。どう扱ったらいいのか……わかりません。

自分自身のことをきちんと把握していないので、すぐ混乱してしまうのでしょう。うまくいかないのでしょう。
きょうもまた、時間を巧く使えませんでした。書くことよりも読むことを優先し、書いていない日記がたまってしまっています。

読書記録

宇野千代集より、「人形師天狗屋久吉」
p.102
“人にものを稽古させますには、何ぢやごぢやごぢや言ふよりは言はん方がええと、私は思ひますけどどうでござりませう。”
どうでしょうねえ……。どちらかというと、わたしもそうおもいますけれど。

0→1が苦手で、1さえあればそこから広げていくことができます。だれかのサポートのほうが、昔から得意。引っ張っていくのは苦手。
なので、演劇をやっていたときは、演出よりもスタッフの立場が好きでした。対等な感じがしたのも気楽だったのでしょうね。スタッフなら一緒に考える、という感じ。
演出の発言はどうやら、「こうしてほしい」と強く捉えられてしまうようだったので……。役者さんに押しつけるようなことはしたくありませんでした。もしかしたら、やりようによっては「一緒に考えよう」と呼びかけることが、演出の立場でもできたのかもしれないですけれど……わたしにはできませんでした。

p.102
“跡繼ぎを作つておけえよ”
時代を感じますねえ……。
そんなことをいま言ってしまったら、大炎上ですよ。子を産むも産まないも各人の考えがあります。押しつけはよろしくないですね。

p.103
“お茶は毒々と言ひますのは、あれは嘘でござりますぞ。”
お茶好きのおじいちゃま、かわいいです。
緑茶は身体に良いイメージですけれど、この時代は違ったのでしょうか。

お茶をいれる余裕があるの、すてきです。わたしはお湯を沸かすのが面倒くさくて、水ばかり飲んでいます。

p.103
“實に美しい。”
他者に対してそうおもうことができるの、良いですねえ。それを感じるあなたの心が美しいです。

きょう読んだ本

宇野千代・岡本かの子集
人形師天狗屋久吉
宇野千代さん
講談社
p.102-104

ライオンのおやつ
小川糸さん
ポプラ社
p.37-39

そして、バトンは渡された
瀬尾まいこさん
文藝春秋
p.3-28

52ヘルツのクジラたち
町田そのこさん
中央公論新社
p.29-34

四畳半タイムマシンブルース
森見登美彦さん 著
上田誠さん 原案
KADOKAWA
p.5-26

スキマワラシ
恩田陸さん
集英社
p.48-52

2021年3月3日になったばかりの深夜 執筆
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