読書しつつできる料理がすき

日々

「ムーミン」を読みながら、おもちを焼いた日。とーっても弱い火で焼いていたので、焦がさずに済みました。時間がかかるのは問題ありません、その分読書ができますから。

2021年1月12日(火)

幼なじみの親御さんから、新鮮なほたてをいただきました。新鮮過ぎて、生きてらっしゃいました……。包丁でつついたらぱくっと閉じてしまいました。
以前、同じ方から伊勢海老をいただいたことを思い出しました。そのときも元気よく動いておりました……。

命をいただく。それを実感します。
この歳(成人済)にして、食育ですね……。

おかげさまで夕飯はほたてづくし。バター醤油、フライ、炒め物。どれも美味しかったです。次はお刺身で食べたいですねえ。

アレルギーが出てしまう食材が、エビだけでよかった、とすこしおもいました。大好物なので、生エビが食べられなくなってしまったことは、本当に悲しいのですけれど……。その次くらいに好きなほたては問題なく食べることができます。
ありがたいです。普通に食事を楽しむことができる、それはとてもありがたいことです。つくづく、そう感じます……。

読書記録

宇野千代集より、「色ざんげ」
※ネタバレ有

p.44
“俺は失戀なんてするやうな柄ぢやないな”
“俺はあの女に惚れてなんぞゐたんではなくつて、”……
一夫一婦制を「常識」とする世間的には、立場が微妙だけれど、ひとまずそれは置いておくとして……。
自分の恋心を否定するなんて、悲しいとはおもわないのでしょうか。
それが例え、一瞬、気になっただけのものだとしても。心から相手のそばにいたいと望んだのなら、なおさら。
つらくとも、ひとつの経験として受け入れたほうが良いとおもうのですけれど……。過去の自分と、過去のお相手を否定するのは、悲しいじゃないですか。
まぁでも、直後は目を逸らしたほうが楽ですかねえ……。

p.46
“もはや押し迫つた年の暮れであるが僕らのやうな生活をしてゐるものには矢張りただの冬の日と變りはない。”
ここは同意。イベントに関係なく、1日は1日だと考えます。周りの雰囲気に合わせて、流されて、真似事をすることはありますけれど

p.46
“「好いママだな、」”
そう感じた途端に、主人公の男性もそう言っていました。ここは気が合いますね。

p.47
この人のことを心配するだけ損だとおもいます。お元気ですこと……。

p.51
奥さまもなかなか……お強いですね。主人公と結婚するだけのことはあります。

『ムーミン谷の彗星』
p.142
“頭がいたい”
低気圧に体調を左右されてしまうニンゲンなので、こんな状況になったら立ち上がることができなくなってしまうかもしれません。この物語を読んでいて一番ゾッとした瞬間。
彗星がこちらの星にぶつかると言われても実感がありませんでした……。身近な痛みのほうが怖い。

p.146
“どうしようもないじゃないか”
p.147
“そうだ! いい思いつきだ(中略)! いそげ!”
同じキャラクターのセリフ。切り替えの速さ素晴らしいですね……。

p.148
急いでいるはずなのに1時間も練習に費やすことにびっくり。

p.149
“「うんうん、わかってるさ。安心してていいよ」”
責められてもさらっとかわすことができるムーミン凄いですね。何も考えていないだけかもしれないですけれど……。相手にイライラしない、って凄い能力です。

p.158
“静けさに耳をすましました”
無音。そこに放り出されると、途端に、普段どれだけ音に囲まれていたのか……実感します。

先日青梅に行ったとき、大通りから離れた途端に音がしなくなって、びっくりしました。静かである、それだけで、ストレスがかなり軽減されました。
けれどそれは「戻れる」から「良い」と感じるのでしょうね。旅と一緒。非日常だから良くて、日常になってしまったら、感覚が変わってしまうのでしょう。

p.160
“地球はどんなにこわがっているだろう”
あ、此処、地球なのですね。わたしたちと同じ星……? 同じ時代ではないですよね……?
それとも場所がまったく違うだけで、まさか、同じ時代……??

地球に寄り添って考えることができるムーミン、優しいですね。
この物語は、動物も自然も同等に扱っていてすてきです。

きょう読んだ本

宇野千代・岡本かの子集
色ざんげ
宇野千代さん
講談社
p.43-51

ムーミン全集[新版]
ムーミン谷の彗星
トーベ・ヤンソンさん
下村隆一さん 訳
講談社
p.142-160

2021年1月13日になったばかりの深夜 執筆
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