本を読むだけのイキモノはどんな姿?

日々

知らないことは恥ずかしいことではないはずなのです。
全知全能の神ではないので、これから先いくつもわからないことと出会うでしょう。大事なのは、わからないことを調べる能力。どうしたら正しい知識を得ることができるか。

わたしはすぐひとさまに聞いてしまいます。周りのひと助けられています。
いつも、ありがとうございます。

2020年12月30日(水)

天気:晴れ

お風呂に入っているとき、風が強くて驚きました。


「となりのトトロ」を思い出しました。親子でお風呂に入っているシーン。風が強くて、家がつぶれちゃう──? 飛ばされちゃう? どちらでしたっけ?──と心配する子どもたち。
昔は、「わぁっはっはっはっ」と豪快に笑うお父さんのことが怖かったです。普段穏やかなひとなのに、そのときは別人に見えてしまって……。

えらかったこと:書類を出してきたこと
嬉しかったこと:全集を受け取ったこと

えらかったこと

友人がお昼に全集を届けてくれることになっていたので、午前中に用事を済ませることにしました。締め切りが先だとおもってあとまわしにしてしまっていた書類、2種類。
簡単なはずなのに、細かなところがわからず、調べつつ書いていたら結構時間がかかってしまいました。令和2年なのですね、2020年って。基本的に西暦で考えているので、和暦がいつもわからなくなってしまいます。

イヤホンで耳をふさいで、すきな歌声を聴きつつ、歩きました。ひとつは特定の場所、もうひとつはポストに投函予定です。
高校生のときが一番歩いていた時期で、雨や雪が降ったら、片道1時間歩いていました。乗り物酔いをしやすいので、電車もバスも頼っていませんでした。
あのころは、耳をふさがなくとも歩くことができました。強かったです、過去の自分。いまの自分は、現実世界をシャットアウトしなければつらいことが多いです。

大きなスーパーの近くで、車の行列が長々と続いていて、「年末だなぁ……」と感じました。毎年、年末年始は大賑わい。
そのあたりでスマホの電池がなくなってしまったので、あとは想像のせかいにもぐりました。
こうして現実をきちんと見ていないから、ひとりで歩いているとき、ふわふわしているのでしょうね。目撃した後輩から、「いまめちゃくちゃふわふわしていましたよ」と言われたことがあります。お恥ずかしい。

ひとつは無事に出して、もうひとつは、想像のせかいに熱中していて危うく出し忘れるところでした。途中でハッとして、ポストまで走っていきました。

嬉しかったこと

10月に話を聞いてから楽しみにしていた、文学全集。
受け取ってすぐに虫干しをしました。人生初。


しばらく開いていない古い本だからでしょうか。ページがくっついてしまっている部分がありました。1冊、特に気になった本のページをめくりつつ、動画を撮ってみました。
家の前の道路から聞こえてくる、車が通り過ぎる音。近所のお家から聞こえてくる、大掃除らしき音。話し声。生活音。風。自分の呼吸。そして、ページを繰る音、ページとページが離れる音。
こんなに多幸感のある作業だとはおもっていませんでした。本を読まなくとも、触れているだけでしあわせです。

気力と体力が無限にあれば、ずーっと本に触れていたいくらいです。読んで、触って、眺めて。想像するだけでうっとりしてしまいます。
社会とかかわらずに、自分の生活に時間を取られずに、いまの身体とは違う仕組みでいまのせかいとは違う場所で暮らしていたら、わたしはどんな思考になっていくのでしょう。本だけを読む生活によって、どんなイキモノになるのでしょうか。気になります。

2020年12月31日 執筆
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