話したいことが、あります。

日々

寝る前に必ず書いていた日記。ついに毎日更新が途絶えました。車酔いしてしまって、体調が悪かったので、画面を見ることができませんでした。
「毎日更新」そのものにはあまりこだわりがなかったので、無理はしません。

2020年11月27日(金)

「話してくれてありがとう」
そう言っていただけて、さらに涙があふれました。

ひとりめ

開始10分程度はお相手のお話をウンウン、と聴いていました。学生時代のお話。夜遊びをしていたらしいですけれど、たくさん勉強をして結果を出していたようなので、本当にえらいです。わたしは逃げてばかりでした。

途中で、「もうひとりの自分がいるんだよね」と話し始めて、びっくりしました。まだ、過去の自分、“しーちゃん”のことを話していなかったのです。(“彼女”のことを“しーちゃん”と呼ぶようになった経緯は「やさしきたからばこ」のnoteをご覧ください)
そのひとの場合は過去の自分ではなくて、「だらけてしまう自分」と「動くよう納得させる自分」。面倒くさがってしまう自分がいることを受け止めていて、その部分を、否定することはないそうです。えらい。

人間は不調なときもあること
もうひとりの自分がいること
そのお話を聴いただけで、もう、泣きそうになっていました。視界がぼやけて、あとはもう、涙がいつこぼれるか。それだけ。

「ずっと、話そうとおもっていました」もうだめだ、とおもって、ティッシュに手を伸ばしました。「わたしの中にも、もうひとりのわたしがいるんです」
涙と鼻水でぐしょぐしょの、情けない状態で……どう伝えたらいいのかわからないまま、部分的に、最低限のことをことばにしました。

沈黙。
(このひとがここまで黙っているのは珍しいな……)と冷静な“わたし”が、わたしの横でささやきました。(そうだね)と心の中でうなずく余裕もなく、ひたすら、こわかったです。ほかのひとに伝えたときよりも、もっと、不安でした。信頼も尊敬もしているけれど、どこかまだ、「このひとにこんなことを言ってしまって、いいのか……」と考えてしまうところがありました。
「ありがとう」
返ってきたことばに、びっくり。
「話そうとおもってくれて、ありがとう」
(いえ、聴いてくださって、ありがとうございます)声が出ず、心の中で言い、頭を下げました。
聴いていただけるだけで十分なのに、話している“わたし”のことも気にかけてくださるとは、おもっていませんでした。きっと、わかっていたのでしょうね。わたしが迷っていたこと。

「その子はどんな子なの?」
当たり前に、「ひとりのにんげん」として、しーちゃんを扱ってくれました。それもまた、びっくり。そう聞いてくださるのは、ふたりめ。ありがとうございます。

「一番ことばを返してくれないのが、自分なんだよね」
(──それは、ずっと感じていたことです)ウンウン、と何回もうなずきました。

「これから1ヵ月、呼びかけてみよう」
また、1ヵ月後の約束。
「返ってくることばが、『ずるい』でも『もういいよ』でも、やりたいことを一緒にやっていけばいい。許してもらうんじゃなくて、『ついてきて、あなたも何だかんだ楽しんでいるんでしょ?』って言っちゃえばいい。『あなたがわたしのことを嫌いでも、それでも、わたしは好きだよ』って」
(それでも、わたしは好き。一生恨まれても、わたしは、しーちゃんのことが好き)
これも、ずっと感じていたことでした。

あなたの思考

自分とは違うタイプ。どこまで理解してくれるかわからない。
そう考えていました。けれどきっと、ご本人が言うことは本当で……かつて、わたしのようにもやもや考えすぎてしまっていた時期があったのでしょうね。想像力だけでは補えないほど、ぴったりくる、「共感」がありました。

「わからないんです」これは、誰にも言っていなかったかもしれません。「ずっと、人生の半分以上、この思考だったので、生き方がわからないのです。生きようとおもって、生きる方法が、わかりません」
いまさら、方向転換ができるのか、不安なのです。
「大丈夫」と即答。
「ずっと不安定だった人間がここにいるから。それでもうまくいったから。同じ思考になればいいよ」
あなたの思考に……。なれるでしょうか。
(ちょっと洗脳っぽくて、危ない感じがしますね)それはさすがに言えなかったですけれど、そんな、余計なことを考える余裕が出てきました。

ふたりめ

夜10時くらいに家を出て、ドライブ。もちろん運転はわたしではなくて──免許を持っていないので──、「安全運転でお願いします」とお相手に頼りました。
今回借りた車は運転しづらかったようです。その影響か、降りたときにはへろへろになってしまいました……。いやでも、敗因として、コートを脱がなかったこともあります。身体が暑くなると酔いやすいのです。

その車酔いをするまでの間、元気なうちに、話しました。どんな会話をしたのか……。
しゃべっているうちに、何を伝えたかったのか、よくわからなくなってしまいました。話すことが本当に下手くそ。それでも、すべて、聴いてくれました。ありがとう。

車に乗っているときは基本的にふたりとも前を向いていて、視線がこちらに来ないから、気楽なのかもしれません。ドライブ中に泣きながら話すのは初めてではない、と、ふと気がつきました。

きょうのきろく

天気:くもり?

嬉しかったこと:「ありがとう」と言ってもらえたこと
えらかったこと:つたなくても、きちんと伝えたこと

参考リンク

おはなし
〈1回目〉
〈2回目〉

やさしきたからばこ
第3回目 ナ マ エ のはなし【やさたかラジオ】

2020年11月28日 執筆
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