あいまいなままで居たい

日々

「死」に関することを語っています。
マイナス思考が苦手な方、気持ちが引っ張られてつらくなってしまう方は、この先に進むことを非推奨としております。

2020年10月25日(日)

天気:晴れ

きのうもあたたかかったですけれど、きょうはもっとぽかぽかしていましたね。暑いくらい。半そでの方も見かけました。

嬉しかったこと:光が美しかったこと
えらかったこと:祖父母に会ってきたこと

嬉しかったこと

車酔いしやすいのだから、と助手席を譲ってもらいました。それでも揺れは大きかったです。車が大きいからなのか、運転の仕方の問題なのか……。
めがねを外してカバンに突っ込み、目をつぶりました。眠れば目的地に着くはず。

行きはぐっすり眠れたのですけれど、帰りはそこまで眠気が強くなく、夢うつつの状態で見るともなしに窓の外を見ていました。
通り沿いに木が並んでいました。緑色の塊ではなく、ひとつひとつ小さな光に見えました。万華鏡を覗いているような、きらきらとした風景。
目が悪いから、裸眼の視界はぼやけます。それがとても美しいです。このあいまいなせかいのほうが、愛することができそうです。

えらかったこと

祖母の一周忌とのことで、お墓参りをしてきました。
あの頃の記憶があまりありません。当時働いていた職場の新人さんのシフトを代わったことがあったので、その分わたしの代わりにシフトに入ってほしい、と頼んだらしいことはスケジュール帳にメモしていました。
たしか、もう、その職場から離れたくてたまらない状態でした。離れよう、離れよう、とおもいつつだらだら過ごしてしまっていたのですけれど、決定的にお互いに無理だと感じた事件がその月にありました……。

墓地に着いたときにちょうど目覚めて、首を傾けて寝ていたからか、のどが痛かったです。お茶とりんごジュースの小さいペットボトルを買って、りんごのほうを開けてすこし飲みました。
お墓の掃除が終わったあとにお菓子と、先ほど買ったペットボトルをお供え。「ジュース、先に飲んでごめんなさい」と謝りつつ……。とんでもない孫ですね。

此処には、祖父と祖母が眠っています。ふたりがどんな関係だったのか、詳しくは知らないですけれど……(一般的な「夫婦」という関係以外の部分)。
だれかと一生暮らす、ってどんな感じでしたか? どうしてそのひとを選んだのですか?
もう聞くことはできない、いつもの疑問が一瞬脳内を通り過ぎていきました。

しんだあとのことはどうでもいいのですけれど、すこし、考えてしまいました。自分はこういう石の下で眠るのだろうか。もしわざわざ作ってくれるなら、墓石には「本」と彫ってほしいなぁ……等と考えていました。そのとき自分は見ることができないくせに。

普段意識していないのですけれど、たぶん、仏教の考えのほうが自分の中にあります。宗教は詳しくないですけれど。数少ない、知っている葬式はどれも仏式です。
祖母の葬式のときにはじめて、ご遺体にメイクをする方を拝見しました。エンバーマーさん? 何とお呼びしたらいいのか、わからないですけれど。Twitterの別アカウントで元エンバーマーの方をフォローしていて、ふわっとその存在を知っています。
とても美しかったです。その方自身の泣いているような雰囲気のメイクも、正確な手の動きも、整えてもらった祖母のお顔も。プロって凄い、と感動しました。

常に死に触れる、ってどういう感じなのでしょうね。

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