映画『みをつくし料理帖』感想と夜のお散歩

日々

映画『みをつくし料理帖』の感想を綴っています。ちょこっとネタバレが混じっています。ご注意ください。

2020年10月20日(火)

端的に言うと、映画を観に行ってその帰りに図書館に本を返却して家に向かう途中公園を見つけて寄ったり自然が豊かな道を通ったりして夜をたのしんだ日、でした。

ご無沙汰の映画館

ひさしぶりに映画を観てきました。『みをつくし料理帖』。


原作はずいぶん前に、シリーズの最初のほうだけ読んだ気がします。Twitterで話題になっていて、(たしかにすてきな物語だなぁ……)と癒やされたことを覚えています。けれど覚えているのはその感覚だけ。ストーリーそのものはすっかり抜けていました。
今回映画を観て、こういう物語だったのか、と驚きました。たぶん原作のいろいろなエピソードを削ってぎゅっとひとつにまとめたのでしょうけれど……。主人公とその幼なじみの友情に着目している演出でした。
特によかったのは、「こん、こん」と手をきつねの形にして気持ちが通じ合うところ。直接会うことはまだかなわないけれど、昔からの“合図”で、相手だとお互いにわかるところがすてき。
映像が、とてもとてもきれいでした。


舞妓さんちのまかないさん』を思い出す、女の子たちの友情。どちらの作品も、それぞれしゃんと生きているひとたちなので、(わたしもしっかりしなきゃなぁ……)と感じます。けれど彼女たちのように立派に生きることができません。むつかしい。

主人公のほんのりとした恋愛感情は、自由に恋愛ができない吉原の女性との対比として描かれていたのかもしれないですけれど、正直……蛇足だと感じてしまいました。その部分ははっきりさせずに、観る側の想像に任せても良かったのではないかなぁ……と。結局、だれかとどうこう、という展開ではなかったのですから。

演技が巧いひとが多かったです。主人公の母親代わりの方、出汁を味見する際の手の動き・飲み方・表情の変化……完璧でした。
物語がとんとん拍子に淡々と進むので、平べったい演技だと退屈してしまいそうですけれど、安定感のある演技をする方がたくさん。だれかがとんがって他者をおとしめるようなものではなく、みんなで支え合って作り上げた映画だと感じました。

夜のお散歩

一緒に映画を観た人と別れ、図書館へ。文庫本を一冊、返却。危うく忘れてそのまま帰宅してしまうところでした。どうせなら外出したタイミングでさまざまな用事を済ませてしまいたいです。

人がすくない夜道を歩くことが好きです。「危ない」と複数の方から怒られたことがあるのですけれど、とてもすきな時間なので、やめられません……。ふわふわ、とりとめのないことを考えながら、気が向くまますきな道を通っていきました。
夜の公園のベンチでぼーっと過ごすこともすき。(公園に行きたいなー……)と考えながら歩いていたら、小さなちいさな公園を見つけました。

さすがにこの時間はだれもいません。メインの遊具に近づいて行って、座ってみようか一瞬考えて、やめました。代わりに、うんていの棒に捕まってみました。
「うんてい」というワードが出てこなくて、(鉄棒……?)等と考えていたのですけれど、なんとか思い出すことができました。公園で遊ばなくなって、何年経ったのでしょうね。ベンチで過ごすことはちょくちょくあるけれど。遊具の名前があやふやです。

そのあと“林”を通ることにしました。空を見上げたら、森にいる気分になりました。ほかの道より暗く、静かで、落ち着きます。

いま気づいたのですけれど、月を見なかったです。空は見上げたけれど。次は月も見つつ、お散歩したいです。

きょうのきろく

天気:晴れ

カーテンの向こう側がきらきら輝いていたのは視界に入っていたのですけれど、青空は見ていませんでした。見た人曰く、とてもきれいな空だったそうです。うらやましいです。

えらかったこと:急なお誘いに応じたこと
嬉しかったこと:夜、お散歩ができたこと

参考リンク

映画『みをつくし料理帖』公式サイト

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