
不必要に自分を卑下しちゃダメですよ…!
と心配してくれる人がいます。ありがとう。
でもね、長らく自分を下げる思考をしてきたからもう、わからないのです。「ふつう」ってなんだっけ……。ごめんなさい。楽なのです。慣れきったこの思考が。
どう考えたらいいのかわかりません。
自分の良さはわからないけれど、わたしの代わりにわたしを肯定してくださる方がいることは、とてもしあわせだと感じます。
2020年9月11日(金)
天気:晴れ(ていた気がする)
意図的に隠しているところや、不要だと判断して省略している部分はあります。
けれど基本的には、ほんとうのことを綴っています。
細々としたことを忘れたとき、この日記を読み返して、どう感じるのでしょうか。
「爽やかすぎて気持ち悪い」? 「どろどろした感情を隠すなんて、ずるいやつ」?
ふふ。どうでしょうねえ。
いま感じていることは、嘘ではありませんよ。
えらかったこと
ゴミを出すために外に出て、「早く準備しなきゃ……」と早足で戻っている最中、視界の端にあざやかなピンク色が映りました。
いつから咲いていたのか……ちいさなお花、みずみずしい葉。影すらかわいい。
一瞬、時間だとか、このあとやらなきゃいけないこととか、すべて頭から吹っ飛びました。

あなた、きれいね。
見つめていたらふしぎと、まわりの景色も目に入ってきました。
クローバーもかわいい。
此処にもお花が咲いている。
名前は知らないけれど、みんなきれい。
枯れている姿すらうつくしい。
ファッションってむつかしい
葉の緑と花びらの明るい色。
この組み合わせを着こなすことができるなんて、お花たちはおしゃれですね。いいなぁ。
わたしは緑色を服装に取り入れることが苦手です。きれいだとおもうけれど、どう合わせたらいいのかわかりません。
今年から、青よりの緑に挑戦しています。ミントカラー?
今年(2020年)は淡い色が流行っているとか何とかって聞いたことがある気がします。詳しくはわからないですけれど。

流行を追わずに好きなものを好きに着ている人間です。
似合うもの探し
買うかどうかはさておき、店員さんが話しかけてこない(ここ重要)服屋さんで、たくさんの色を試してみると面白いです。いままで挑戦してこなかった色が、意外と似合うことに気づきます。形が同じ服で、色違いだとよくわかります。
ちゃんと試着していると時間がかかるので、鏡の前でぱっぱっと合わせていくことがおすすめ。
あと、他人のおすすめを素直に聞くこと。
似合う服そのものもそうですし、色の組み合わせも、抵抗があってもとりあえず挑戦してみる……と意外と気に入ります。
『ハッピー』
BREWBOOKS#読了帰りの電車内と、地元のホームのベンチに座って読みました。さらっと。
表紙が何種類か、カラフルだったので迷ったのですけれど、きょうのカーディガンが黄色だったので黄色にしてみました。並べたら色合いがすこし違いました。
詳しい感想は後ほど。 pic.twitter.com/Od63riXE6h— 織(しき)◆しきおりつづり (@shikioritsuzuri) September 5, 2020
先日のお出かけで着た、ミントカラーの総レーススカート(写真だとブルーに見えるけれど)と、黄色のカーディガン。この色の組み合わせは、自分では選ばないもの……。

おすすめしてくださって、ありがとうございます~。
嬉しかったこと
何日も……下手したら何ヵ月もかけて、ちまちまと本を読むようになりました。
- 時間がある
- 疲れていない
- 落ち込んでいない
- やるべきことに追われていない
すべての条件がそろえばたぶん、どんな小説でも1日で読み終わります。それは昔もいまも変わらないのですけれど……。
気が向いた本だけ手に取ったり、
丁寧にメモを取るようになったり、
すこし読むごとに気持ちを記録したり、
気になった部分は何度も読み返して確認したり、
読み方がずいぶん変わりました。
月に何十冊も読むほうがいい、とか、スピードが速いほうがえらい、なんて、おもいません。
いまの読み方もまた、気に入っています。最後まで止まらなくてがーっと読むのも好き。どちらもすき。
……そんなわけで、あっという間に来てしまうのですよ、図書館の返却日。
ちまちま読んでいる本
それはどちらも、『捨て猫のプリンアラモード』。
齢17にして心身ともに限界がくるまで働き、壊されていく女の子たちを見つめ、他者が喜びそうな覚えたてのことばを繰り返す少女・キョーちゃん。
先週のつづき。キョーちゃんと歳が近い、仕事仲間の勝さんのお話です。
ちまちま感想
p.94
大人のことは大人同士で決着をつけたほうがいい。
それはそうなのですけれど。
無駄に歳を重ねただけの“おとな(仮)”からすると、そんな立派なものでしょうか……とおもってしまいます。
生きていればそれなりに対人スキルを磨いたり、我慢することを覚えるけれど、根っこのところは“自分”であることは事実ですから。大人も子どもも、深いところは一緒だとおもってしまいます。

……それは、わたしがおこちゃまだから?
高齢者向け施設で暮らす祖母から、
席順を気にするおばあちゃん
グループを作りたがるおばあちゃん
等の話を聞いていると、「小学生のようだなぁ……」と感じます。その人はきっと、ずっと、そういう生き方なのでしょうねえ。
(ちなみに男性入居者はほぼいないそうです)
p.98
「信じるわ」
恋愛ってふしぎですよね。本人たちにしかわからない絆があります。
これは個人的な考えなのですけれど。
“恋人”っていつか終わりがくるものじゃないですか。うまくいってもいかなくても。必ず形を変えていく不安定なつながりだとおもっています。
恋愛は最長3年続く脳のバグ、なんておっしゃる方もいるようで……。実際にはホルモンの関係らしいですけれど。
その間に別の感情(尊敬等)を抱くか、再度惚れ直すか、気持ちをあらためないといけないそうです。
人生、3年もあれば環境も考えも変わりますから。学生ならなおさら。
わたしの理想は、“何でも共有できる友人”です。
友情に関しては一生続けることができるのではないか、と考えています。いま御縁がある友人たちとずっと仲良く……ではなくとも、気軽に連絡できる程度の距離感でいたいです。
わがままでしょうか……?
p.100
残してるのって、もしかして
嗚呼、そういえば……。このお店の客層について、忘れていました。
大人の男性ばかりではないのですよね。
p.104
いやいやいや。
いやいやいや、それは自惚れでは……? えぇ……どうなのでしょうね。
わたしにはそう感じないですけれど、それは文章だからでしょうか。実際に見ていたら印象が変わるのでしょうか。
できればそちらの展開にはなってほしくないです。キョーちゃん……。
p.108
どうぞ小巻の隣に座ってあげて
話は変わりまして、第3話「キョーちゃんの青空」。目が見えない少女・小巻さんと、そのお母さまが登場。
小巻さんがどれくらい見えてらっしゃるのかわからないですけれど、お母さまのことば、「隣に座ってあげて」からキョーちゃんを信頼していることが伝わってきました。
隣が一番サポートできる位置で、一番害を加えられる機会がありますから。そこを譲るということ。
小巻さんの瞳は、“夜に見たあじさいに似た色をしている(p.30)”そうです。きっと、うつくしい目なのでしょうね。
p.109
「カツサンド」と「キス」。組み合わせて考えたことがない単語でした。
面白いことを考えますね、この少女たちは。
ふつう逆かも?
普段は気づかないお花のうつくしさに癒やされることができて、「嬉しかったなぁ~」と言うべきなのかもしれません。
読んでいた本は早く返却しなくてはならないものなので、「読み進めてえらーい!」と言うべきなのかもしれません。
なんとなく。
なんとなくこの組み合わせがいいな、と感じて、綴ってみました。
このふわっとした感情も、記しておきます。
覚えていたいよ
此処の日記では、柔らかい感情を記録していきたいです。
- きのう、きょうと、いつもはバタバタしてしまう朝の時間が、ゆっくり過ぎていくように感じたこと。
- 空がきれいだと気づいたこと。
- メイクがうまくできるとテンションが上がること。
- 好きだと感じる人たちがいること。
- 手からせっけんのいい香りがしたこと。
いつか忘れてしまう、ささいなしあわせを、残していきたいです。
そうしていつか、勘違いしちゃってください。わたしの人生はしあわせで満ちていたのだと。いいことしか起きなかったなー、って!
未来のわたしが生き続けることを選んでも、選ばなくても、わたしは責めません。10代のわたしは、しにぞこなったわたしのことを恨んでいるけれど。20代のわたしは、全部受け止めたい、っておもっています。理解できなくても。
全部の出来事を積み重ねて、わたしだから。
だめだめなところも、愛してあげたいから。
すぐには無理だけれど。いつか。