「大丈夫」
それはわたしを苦しめることばでした。
他人を拒絶することばでした。
疑問形で声を掛けられたら、何も考えずに口が動いていました。

ダイジョウブ、こんなの大したことないから……。

大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫だから!
そのことばをすこしずつ、受け入れられるようになってきました。
それに気づいた6日と7日のあいだの時間。わたしも人に寄りそえるようになりたい、とおもって眠りにつきました。
2020年9月7日(月)
天気:豪雨→降ったり降らなかったり→晴れ
目覚めた瞬間、雨の音が激しくて、きょう予約したことをすこし後悔しました。けれど出かける準備をしているうちに弱まってくれて、ほっとしました。
嬉しかったこと
観てからずっと、どう記せばいいのか悩んでいました。大好きなだいすきな作品。
作品の感想をインターネットで公開する際は、基本的にネタバレなしで書くよう、意識してきました。けれど今回、無理だな、と感じました。
- 語りたいことがたくさんある
- ぼやかしたらもやもやする
将来の自分に向けて綴ろう、とおもいました。例えば、7年後の自分に。

生きているかわからないけれど、もしも、まだしにぞこなっているなら聞いてよ。2020年のわたしの話。
そして教えてください。彼が生きる年は、どんな世界になっていますか?
貴女は……しあわせですか?
ライターズ・ハイ
書いても書いても書きたいことがあって、困りました。最終的に5,000字超えたにもかかわらず、「あ、あれも記録しておきたかったー……」とおもうエピソードがあります。

ネタバレありで書くのはたのしいですね!
深夜にいわゆる“ライターズ・ハイ”になりまして、絶対完成させることしか頭にありませんでした。お昼とはいえ、歯医者さんの予約を入れていたのに。
ツイートを見ていた方はご存知でしょうけれど、
ありました。それすらたのしくなっちゃうハイ状態。
とんでもない時間に公開してしまいましたが、それで良かったかもしれない、とおもいます。
えらかったこと
歯医者さんってトラウマです。
患者として行かなくなってからの年数をあらためて数えて、びっくりしました。でもそれも正確な記憶ではないので……。
自分自身にお金をかけることが苦手で、
自分を大切にすることが苦手で、
病院に行くのは緊急時だけ、最低限にしていました。
(だからこれだけ病んでいるのに「うつ病」の診断書をいただいたことはないのです)
結果、行ってよかったです。
気になっていた親知らずは抜かなくていいらしいですし、歯の磨き方は問題ないそうです。

やったね!
痛い、と噂の親知らず。生えてきたことに気づいてしまったときはどきどきしました……。
- しゃべれなくなる
- ご飯が食べられなくなる
と恐ろしい噂ばかり聞いていたので……。どちらもいまはあまり問題ではないけれど、良い思いはしないですからねえ。
親知らずのチェックのために歯のレントゲンをはじめて撮ったのですけれど、本当に歯の形をしていて面白かったです。当たり前ですけれど。
こわくなかった
口コミで「優しい」と言われているところはいくつか見つけたのですけれど、「シャイな先生」とあったのは、此処だけでした。だから、選びました。
実際、先生も歯科衛生士さんも歯科助手さんも、控えめな方たちで安心しました。
最低限でわかりやすい説明、こちらもほぼしゃべらずに済みました。

ありがたい……!
X年前行っていたところは診察中顔を覆ってくれなかったので、どこを見たらいいのかわからなかったのですけれど、きょうのところはタオルをかけてくれたのでよかったです。
美容室でもそうですけれど、あおむけのとき何もないと困りますよね……。
未来の約束
次は、3ヵ月後。

嗚呼そういえば、それくらいのスパンでしたね……。
12月……自分は何をしているのかわからないまま、仮予約を入れました。
数ヵ月後の生活がわからないのはいまに始まったことではないですけれど。未来の約束をするたび、「そのとき自分は生きているのかな?」と必ず考えてしまいます。
観劇のときも。
舞台化を知った当時、9月はすこし先の未来でした。

生きていたら絶対観に行く、けれど、生きているかはわからない。

生きてしまったよ。
たのしかったよ。